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2人きりの夜は

第2章 2

正面も流してもらったけど、見られるのが恥ずかしかったから、また背中を向ける。

「何、恥ずかしいの?」

「うん」

肩の方からシャワーを当ててくれている。

「今日思ったより、態度が普通だったからびっくりした」

私が今日思っていたことを言った。

「逆に態度出したら気まずいだろ。普通を装ってたんだよ。」

「まぁ確かに。」

話してる途中にシャワーの位置が下へと移って、お腹を温めてくれてる。

「今日はする?」

「え?」

「シャワーここに当てる?」

「……」

お腹から下に移動して、今にも当たりそうになってる。

「……」

私は何も言えず無言になる。

「じゃあやめる?」

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