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2人きりの夜は

第2章 2

「俺もはいる」

「え!?」

後ろからお兄ちゃんが入ってきた。

「え、ちょっと。なに」

「一緒に入った方が早いよ」

「そうだけどさ…」

少しずれて、お兄ちゃんがシャワーにあたる。

「あー気持ちいい」

 髪が短いからすぐに洗い終わる。

「髪、短くていいね」

「うん、めっちゃ楽。身体洗い終わった?」

「終わった」

「こっちきな、流すよ」

「わかった」

そう言ってお兄ちゃんに近づく。背中から綺麗に泡を流してくれる。

昨日も裸を見られたけど、やっぱり恥ずかしい。

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