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2人きりの夜は

第8章 8

「今日はもういいんじゃないか?だいぶ解けるようになったし」

「わかりやすかったです、ありがとうございます」

少し沈黙になった。

「さて、今日はどうしようか」

「え、また何かするんですか?」

「今日はさ、これ使ってみてよ」

そして、目の前に出されたものはバイブだった。

「えっ、これを使うんですか」

「そう。持ってる?」

「同じのはないですけど、似たものなら」

「川田ほんとにえっちなこと好きなんだね」

「悪いですか?」

「悪いとは言ってないだろ、むしろ好感度高いよ」

「あの、断ってもいいですか?」

「断れると思って?勉強教えたのに?」

「ですよね」 

「じゃあさっそく始めようか。」

断るつもりはなかったけど一応聞いたら案の定、断れるわけがなかった。

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