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2人きりの夜は

第8章 8

そして次の日の放課後、私は先生のところに向かった。

「失礼します」 

「あ、来てくれたんだ」

「はい」

「何しに?」

「勉強しに…?」

「建前?」

「勉強です勉強。」

「あーそうそう、今日授業でやった確認テスト満点だったよ」

「よかったです」

「変態なのに、勉強も抜かりないのは偉いな」

「褒められてる感じしないんですけど」

「褒めてるよ」

「先生、今日わからなところあったんで教えてください」

話を切り替えて、ソファに座って勉強を教えてもらう。それから1時間ほど経った。

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