
🐝極甘ハニー🍯
第3章 王子と落とし穴の裏側
「――――僕のコレクションが!?」
西条は棚にあったファイルを探すも…どこにも見当たらない!
「ハッ!」
しかし、棚のファイルはほんの一部で、クローゼットや机の鍵棚など――――隠し持っていたすべてのコレクションを確認した!
「――――ない…全部…ない…」
隠し撮りした写真や雑誌の切り抜き、最近のでは彼らと一緒に昼を共にした時、入手したストローや割りばしなどの戦利品まで――――ない!
「まさか――――パソコンの…」
慌ててパソコンを起動すると、自分の自慰中の動画どころか――――…双子関係の動画や写真…全てが削除され…復元すらも出来ないようになっていた。
「――――これ…も?」
もちろんポケットから取り出した西条自信のスマホに保存されていた双子関係の動画、写真、声録音までも――――…跡形もなく消されていた。
ペタン――――と、西条は自室に力なく崩れ落ちると…
震え出した――――。
「あの男…だ…、あの男が――――この部屋に入って…全て…持ち出したんだ…。いつだ?いつ――――あああああああ…怖い…怖い…」
すると、ポーン…と、パソコン画面が勝手に切り替わり…ヘタリこむ自分の姿が写し出される。
「ヒッ――――!か…監視…してるのか!?」
キョロキョロとカメラを探すも、自分を写す姿は、パソコンのカメラだったり、スマホのカメラだったりと――――…あえて取り付けなくても…いたるところに自分を映すハンターカメラはどこにでも存在する!
【コノ国ハセマク監視ガシヤスイデスネ。】
パソコンの画面に不気味な一文が流れる――――。
「この…国……は?――――この国から出れば!?」
そうして――――その日に西条は留学を両親に申し出た。
両親は何事も無かったのかのように留学を許可し――――、西条は、次の日から学校に現れなくなった。

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