
🐝極甘ハニー🍯
第3章 王子と落とし穴の裏側
上坊のスマホには、体育館の裏にある体育館倉庫の写真があり、そこを何度も覗く西条の姿がとらえられていた。
「タバコの臭いも充満するし、逃げ場がないからね――――…僕でも獲物を追い詰めるならここかなって思う場所だよ。目の付け所はいいけど――――…」
「ほぉ――――…ってことは…そこまで上手く1人で行かせ、自分は他の誰かを連れ遅れて現場に行き…現行犯逮捕…ってのが理想か」
しかし、いい場所だと誉めたが、煮え切らない上坊の言い方に二人は顔を見合わせる。
「アツム…“いいけど――――”なんだよ…」
痺れを切らした祐一郎が上坊に聞くと…
「下準備中――――自分の逃げ場も…ない…ってことが難点…」
すると、二人は顔を見合わせてニヤリと悪い笑顔を見せた。

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