
🐝極甘ハニー🍯
第3章 王子と落とし穴の裏側
しかし、徐々に蜜也と双子の関係を邪魔したらヤバい――――…と、言う雰囲気が作られていき、今では面と向かって言う者は減ってきた。
が――――まだまだ、双子の熱烈なファンは多く…蜜也の存在を邪魔だと思う者も少なからずいるのは事実。
「はぁ~…で――――どうやって排除しようとしてたの?」
祐一郎が上坊に聞くと…長く延びた前髪で隠れていた瞳が鈍く輝く。
「――――近々…購買のパンを囮に、校内のごみ拾いをする予定なんだろ?その時、タバコを吸っていた…って事にして退学させる…ってのが西条の計画みたいだよ」
「放課後のごみ拾いの時に仕掛けるってことか?」
総一郎が渋い顔で上坊を見ると…少しゾクゾクっとしたのか身を震わせる。
「多分――――明日辺り決行する予定かもよ?」
上坊は更に、スマホの画面をスライドさせ写真の続きを二人に見せる。
「大丈夫――――…その作戦を成功させるために、タバコを購入しないといけないだろ?…ほら、自ら兄貴のパスを使って自販機でタバコを購入している姿はちゃんと撮影済みだし、佐藤を呼び出す場所も検討済みだよ。
几帳面が仇になってるのか、ここ最近…放課後に何度も訪れる場所があるんだよ――――多分そこだ」

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