
🐝極甘ハニー🍯
第3章 王子と落とし穴の裏側
「一週間――――よく我慢したよ…俺たち」
不愉快な気持ちを顔に出さぬよう、蜜也に悟られぬよう生活してきたが――――…。
とうとう、西条が動くと判断した二人は、中学からの同級生でもある上坊 アツム(じょうぼうあつむ)に連絡を取る。
と、一秒もたたないうちに――――コンコンと、二人の自室の扉がノックされ開いた。
「早っ!――――忍者かよ!」
「――――姉貴の所にいたのか?」
すると、扉の前に立っていた足の先から頭のてっぺんまで黒一色の上坊がコクンとうなずく。
「姉貴も――――…よく、お前と付き合うよなぁ…一歩間違わなくも犯罪だからなお前のやってることは!」
祐一郎の言葉に少し照れながらモジモジする上坊に双子は同時に引く――――。
「まぁ、いい――――…人の性癖をとやかく言う趣味はないから」
その場を納めるように、総一郎が上坊を部屋に招くと、ここ一週間の西条の情報を聞く。

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