
🐝極甘ハニー🍯
第3章 王子と落とし穴の裏側
「今日も、一緒していいかな?」
「あ!西条先輩――――どうぞ!」
西条を泳がせて――――早くも一週間…
祐一郎と総一郎のストレスはギリギリのところまで来ていた。
蜜也との楽しいお昼の時間を――――西条 英(さいじょう すぐる)と言う3年の先輩が着いてくるからだ!
階段から落ちた蜜也を保健室まで運び、LINEまで交換した…なんとも怪しい人物。
蜜也は優しい先輩だと、なついてはいるが――――…祐一郎と総一郎が感じる違和感はこの一週間で理解ができた。
そう――――西条はちっとも蜜也に対して優しくないとこが判明したからだ。
どうしてかと言うと――――…
西条は蜜也と目を合わせて話しをしないのだ。
しかも、二人の事を名前で呼ぶのに…二人の前では、蜜也のことを「君」としか言わない…。
そして、いつでも買えるであろう、購買の幻のパンとやらを…なかなか買ってこない――――。
「なぁ、アイツ――――絶対、みーちゃんを使って俺たちに接触してきたよな?」
「100%そうだろうな――――…昨日なんか、蜜也を背に…会話を始めたからな……危なく殴るところだった…」
総一郎が拳を握るも、「分かる、分かる」と、その行動に納得する祐一郎だった。

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