
🐝極甘ハニー🍯
第2章 こぶたと落とし穴
帰りの準備をして、廊下に出ると部活に行く生徒が急ぎ足で通りすぎる。
「ちょっと、顔を見たら帰ろう――――お店の手伝いもあるし」
昼に少しだけ総君の顔を見たけど、帰りにちょっと見て帰るのもの悪くないと思えた。
強豪校ではないけど、我が校には一応…剣道と柔道の道場がある。
生徒は玄関で靴を履き替ないと行けないのが難点だけど。
「総君――――いつも、あの距離を往復してるなんて……凄い///」
「あれ?佐藤くん?」
玄関で靴を履き替えていたら聞き覚えのある声に反応して顔を上げる。
「///あっ、西条先輩?」
声をかけてくれたのはお昼にLINEを交換した西条先輩だった。
僕はキョロキョロと辺りを見渡し、先輩が僕に話しかけているのか不安になり確認してみる。

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