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第4章 競い路



「そんな――――・・・」



「仲間――――・・・ですものね・・・辛いわよね



私も・・・目の前で沢山の姉妹が死んでいくのを見たわ――――・・・


我々は・・・ひたすら――――・・・一人で王子様を待つ・・・孤独な闘いをしていました」



姫は――――先に行った姉を思って泣く




「――――私はここに10日間・・・一人で貴方を待っていたんです


暗くて・・・・話し相手もいないこの場所で――――・・・」




「――――私たちは・・・・やっと・・・産まれることができる」





俺は――――複雑な思いで真っ暗な【子宮】と、言う場所で姫と交わっていく





「俺は――――・・・沢山の仲間を犠牲にしてここに今・・・いる


酷い道のりだった――――・・・競いあい・・・殺しあい・・・踏みつけて


でも、俺は――――走るのがやっとで・・・ほとんどの奴らを見殺しにしてしまった・・・



あんたは・・・俺を【最強の精子】と言ったが・・・弱虫で逃げてばかりの【最弱な精子】だ・・・


そんな俺が――――・・・生きていいのだろうか」






体はすでに半分・・・姫と重なっている



もう、この交わりは止められないのだと――――・・・



俺でも解った




「私も――――・・・沢山の御姉様方が血の海に流されるのを沢山見てきました――――・・・


毎月――――・・・次は自分かも知れないと・・・怯えて暮らしてきました・・・-


私も・・・何も出来ない【弱い卵子】なのです


だからこそ、弱い者同士交わり――――・・・


人になる――――・・・・・・」






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