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第4章 競い路




「!なっ、なんで?ここに来たら――――・・・願いが叶うんじゃないのか!?」



俺は、姫の頬に触れた手がを離そうと体を動かす――――・・・が、体が動かない・・・




よく見ると――――自分の手が姫の頬にピッタリと張り付き離れない!?




「は?なんで――――離れない!?」



しかも、その引っ張られる力はどんどん強くなっていく!!




「なっ、なんだよ――――コレ!!やだ、やだ、止めてくれ!」




気がつくと頬に触れていた手は姫の体に吸収されているようにも見える!




「!や、やめてくれ!死にたくない!俺は、生きるために――――・・・あの道を・・・走って来たんだ――――・・・



何人も何人も犠牲になった――――・・・俺は、そいつらのためにも、生きなきゃいけないんだ!


それに!まだ、生きているヤツもいるかも知れない!助けないと――――!助けないと!!」




俺は、ズブズブと姫の身体に吸収される腕を抜こうともがく!!





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