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第4章 競い路
だが――――俺の腕は姫の身体にズブズブと飲み込まれる
「――――何を怖がっているんですか?大丈夫です――――」
もがく俺を見かねたのか・・・
姫がやっと口を開いた
自分の頬に・・・見知らぬ男の腕が入っていているのだ!悲鳴ぐらいあっても良いものなのだが・・・
姫は“大丈夫”と、俺を落ち着かせようとしている
「何が、大丈夫なんだ!!体が!俺の体が!!姫さんに飲み込まれているだぞ!?大丈夫な訳ないだろう!!」
俺は、不可思議な現象を姫にも理解してほしくて大声で叫ぶ
「――――・・・飲み込む・・・?それは・・・違います」

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