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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る




診察の最初、吹田先生にはなにか言われるかと思っていた。

『へぇ〜、今日は1人で来れたんだ、えらいねぇ』とか『陽太先生が確認しなくても、大丈夫になっちゃったの?』とか、少し笑いながらからかってくることが予想されていたのに、意外にもあっさりと診察を終えようとしていた。

別にからかわれようと思ってきたわけではないので、それでいいのだが……なんか、妙な空気を感じていた。

言葉にできない……違和感、というか。


思い切って、最近院内の食堂で見かけないことを吹田先生に打ち明けようか少し迷っていた。


どうせなにかおちょくられるに決まっているが……陽太先生の生存確認が取れる、唯一の方法だと思った。



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