
ほしとたいようの診察室
第10章 陽はまた昇る
さて、食堂で陽太先生を見かけなくなってから1週間……。
それでもお昼ご飯はちゃんと食べられているんだろうか……と心配になる。
明日は検診の日。
わたしが忘れたりすっぽかしたりしないように、数日前から陽太先生から連絡が来るはずなのだが、今回はそれもなかった。
この半年で初めてのことである。
心配はしていた。不安もだんだんと募る。
もしかしたら、1週間前のあの一件が……わたしたちをぎくしゃくさせているのではないかと。
……距離を、置かれているのではないか、と。
しかし、仕事が多忙なのは当たり前の陽太先生だった。
仕事で忙しい時に、頻繁に連絡を欲しがるような彼女では、陽太先生も疲れてしまうだろうな……そう言い聞かせて、追加の連絡は入れないまま、わたしも仕事に精を出すことにした。
***

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