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第5章 帰るべき場所


そんな不機嫌そうなチエも、今日は一緒に行くって言うから倉庫に連れてきた。

直ぐに綾香たちの元へ行ってしまう。

「…珍しくショウ来てねぇのか?」

潤紀「あー…いや。来てはいるけど…」

「あ?」

潤紀「何か…女に餓鬼出来たって嘘吐かれたらしくて…だから女は面倒臭ぇって。苛ついてる(笑)」

どうやら久々に荒れてるらしかった。
一人で走りに行ったらしいショウ。
ジュンが苦笑いする。

翔「あー…スッキリしたぁ♪」

一時間近く帰って来なかった翔。
ドカッと座り、俺を見たショウが『ずいぶん暗い顔してんな?チエちゃんと喧嘩でもした?』って楽しそうに笑う。

「…てめぇと一緒にすんな」

翔「あはは(笑)…お前らが喧嘩な訳ねぇか(笑)」

「……機嫌悪ぃんだよ」

翔「…誰が」

「チエ」

翔「へぇ(笑)珍しい(笑)…また昔の女にでも会ったか?」

「いや。最近じゃ出会しても気にもしてねぇ…そう言う感じじゃねぇんだよ」

ニヤニヤ笑ってたショウが、俺の話に首を傾げた。
原因は分かんねぇ。
ただ、チエの雰囲気が不機嫌そうだって事だけは分かる。
『聞いてねぇの?』って言われて『別にってしか言わねぇ』って答えた。

潤紀「……チカさん。チエちゃん、生理中じゃない?」

「あ?」

潤紀「俺の彼女もさ?生理中、超機嫌悪い日があんだよね(笑)」

『毎回じゃないから厄介でさぁ…(笑)』とジュンは笑う。

機嫌悪いのと生理が関係あんのか?

女とまともに付き合った事のない俺には、全く理解出来ねぇ。

涼太「女の生理中はマジ厄介っすよね(笑)」

何処から現れたのか、涼太もまた苦笑いした。
ショウが『そんなもんなんだ?やっぱ面倒臭ぇ(笑)』と笑う。

涼太の話だと、そう言う日はそっとしておくのが一番なんだとか。

涼太「…けど。放っておくんじゃないんすよ?それはそれでキレられますからね(笑)」

翔「…面倒臭ぇ(笑)!」

涼太「仕方ないんですって。ホルモン?か何かのバランスがどうとかで…だから、ある程度の距離を保つと安心するらしいっすよ♪?」

「…なるほど」

潤紀「その距離掴むのがまたムズいんだよなぁ(笑)」

涼太「…ですね(笑)人によって違いますからね?」

俺…
本当、マジで何も分かってねぇ。

これまでそんな事がなかったから余計にどうしていいか分かんなかった。

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