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第5章 帰るべき場所


久し振りにチエをケツに乗せ走る。

知恵「気持ち良いねぇ~♪」

「…寒くねぇか?」

知恵「全然♪…あ!海ぃ~♪」

「フフフ(笑)」

翔「良いねぇ~♪今日はまたテンション高いねぇ♪」

知恵「フフ♪楽しいよぉ~♪」

ずっと楽しそうなチエが、近付いてきたショウとハイタッチする。
ギューッと抱き付いて『チカァ♪大好きよぉ♪』って笑うから思わず爆笑した。

倉庫に帰る途中、チームから逸れ海に向かう。
『ちょっと寄り道すっから、先帰ってていいぞ?』ってショウに連絡した。

知恵「うわぁ♪海!…こんな側で見たの初めて♪」

「マジか」

知恵「うん♪夜でも綺麗だね♪」

ニコニコしながら腕に抱き付いて海を眺める。
こんなに喜んでくれるならもっと早く連れて来てやれば良かった(笑)

「…良かった♪」

知恵「フフ♪ありがと♪」

「寒くねぇか?」

知恵「んーん全然♪」

笑って背伸びしたチエに、キスされる。
背中から抱き締め頭に顎を乗せ。

「…ハァ…幸せだ♪」

知恵「本当?」

「ん?本当♪」

知恵「初めてかも(笑)…チカがそう言ってくれるの♪」

「…嘘だろ?」

知恵「んー…たぶん?だって、聞いた記憶ないもん(笑)」

「…ハァ…ごめん」

知恵「あはは(笑)別に怒ってないし責めてないよ(笑)?」

腕をポンポンしながら撫でてくれるチエの手。
細く綺麗な指。
持ち上げそっと口付ける。

「綺麗な手だな♪」

知恵「そう?…チカも手、綺麗だよ?…ほら、男の人にしては綺麗♪」

チエもまた俺の手にキスをする。

ギューッと抱き締め『…そろそろ帰るか?』って笑ったら、クルッと向き合い首元に腕を巻き付け、キスを仕掛けてくる。

「フフ(笑)…ほら(笑)…また風邪引くぞ?」

知恵「フフ(笑)ごめん(笑)」

笑いながら歩き出す俺を追い掛けて来て…

「おわぁっ!…焦っ、たぁ…」

背中に飛び乗った。
クスクス笑ってるチエが、いつになく物凄く楽しそうで、思わず顔が緩んだ。

知恵「…あれ?…バイクないよ?え?盗まれたの!?」

「ははは(笑)違ぇよ(笑)…ショウか誰か持ってったんだろ?…ほら、直ぐそこだから」

知恵「吃驚したぁ…」

知恵が降りないから、おんぶしたまま倉庫に帰り。

翔「あーぁ…イチャイチャしやがって(笑)」

これを見られるのは平気らしい(笑)

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