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第5章 帰るべき場所


「…いつ?」

知恵「一昨日。…メールしたの。そしたらそんな返事来てさ(笑)……彼氏、出来たんだって。笑っちゃう(笑)」

ギュッと抱き締めた。
まだ、こいつを苦しめるのか…
せっかく、お袋さんは違うって信じ始めてたのに。

知恵「大丈夫。…ね?信じたって結局こうして裏切られるの。分かってたんだ(笑)」

「大丈夫。俺が居る」

知恵「うん。あたしはチカだけでいい。…もう…いい」

母「…チカ」

「ん?」

母「いつでも連れて来な?…今度は美味しい夕飯作るから。皆で食べよう」

お袋が泣いてた。
初めてかもしれない。

そんなお袋を見て、チエは静かに立ち上がりお袋を抱き締めた。

知恵「ありがとうございます。…あたしは、初めて愛する事と愛される事を、チカに教えてもらいました。そんなチカのお母さんたちはきっとチカと同じ…優しくて温かいです。…あたしは今、凄く凄く幸せだから。泣かないで?」

お袋を抱き締めたチエを、抱き締め返すと『大丈夫よ?私たちも全力で貴女を愛してあげるから』と。
そんな二人を、姉貴も抱き締めた。

父「チカ。…いい子に出会ったな?」

「フッ…あぁ♪」

笑う俺を優しく微笑む親父。

三人は暫くそうしてて、お袋も姉貴も涙を流してた。



泊まれと姉貴がしつこく言ってたのを無理矢理帰ってきた。

知恵「んぁ!…チ、カ…ぁぁぁ…ん」

「愛してるチエ」

知恵「…ハァ…んん…あぁぁ…好き、チカァ…愛して、る…んぁ!」

「ずっと、傍に居る…もう泣かせたりしねぇから」

知恵「うん…ハァ…ぁぁ…もう、泣かない、よ?…んぁ…だっ、て…チカ、が…居るから♪」

何度もイッたチエが、綺麗に微笑み。

最後にキスをして。
同時にイッた後、気絶する様に眠った。

まだもう少しだけ俺を一人占めしたいと微笑んだチエの為に、寸前で外に出した。

全身を綺麗に拭いて、抱き締め目を閉じる。

この先、また辛い事があったって。
きっとチエは俺の隣で乗り越えていける。

幸せだからと笑ったチエの笑顔を守りたい。
いや、守らなきゃなんねぇ。

大丈夫。
この先も絶対幸せだって言い続けられる様に、傍に居るから。

強く誓い、そっとチエにキスをして眠った。


朝、目を開ければ…

知恵「おはよ♪」

微笑むチエ。
キスをする。

嬉しそうに笑うチエを抱き締めた。

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