テキストサイズ

Restart

第12章 賑やかな日常


アヤの話は、恋バナだった(笑)

「父さん♪」

即答するあたし。
何となく予想してたのか、『やっぱり(笑)』って笑う。

「フフ(笑)…チカに、『俺の彼女になってよ♪』って言われたの♪」

恵「へぇ♪…母さんたち、友達とかだったの?」

「んーん(笑)…前の日に初めて会った(笑)」

恵「本当に?」

あたしはアヤに、当時の話をした。
きっと恋愛関係で何かあるんだろうって思ったから、驚かせるかもしれないけど、あたしとチカにとっては凄く凄く大切な思い出だから。

恵「え…そう、だったんだ…」

「フフ(笑)でも、それからチカはずっとあたしだけなんだよ♪?」

恵「そっか…」

「またこんな話したら、チー笑われちゃうかな(笑)」

恵「良いじゃん♪…笑われたって、母さん気にしないでしょ?」

「フフ(笑)うん、チカがそれでいいって言うからね♪……で?アヤは?」

あたしの話を聞いたアヤに、話を振れば途端に黙り込む。
頭を撫でて微笑むあたしに、ポツリと溢した。

恵「…トアさ…」

「うん」

恵「あたしが他の人と話してると、怒るの」

男の子と話すとどうやらトアは物凄く睨み付けるらしい。
初めこそ嬉しかったんだって言うアヤ。

恵「でもさ…どんどん、あたしが孤立してるみたいになっちゃってるの」

「あらまぁ…」

恵「友達にも、最近睨まれる…」

「ん?…女子?」

恵「…トア、結構人気あるから」

アヤは、小さい頃からトアと一緒。
トモもそうだけど、トアは兎に角アヤ一筋。
きっとアヤが好き過ぎて、不安になるのかもしれない。

「アヤはさぁ…トアの事好き?」

恵「…ぅん///」

「その気持ち、ちゃんと伝えてる?」

恵「…///」

「フフ♪恥ずかしいよね?…きっと、それがトアには不安なんだと思うよ?」

恵「だけどっ…トアだって…言ってくれた、事、ないもん」

なるほど…
お互いに問題ありか(笑)

そろそろ寝ないと、寝坊しそう。

「そっかそっか。もう遅いから、今日は寝よ?…母さんも、ちょっと考えてみるね?」

恵「…ん。ごめんね母さん」

「謝る事してない(笑)…大丈夫♪」

また、アヤを抱き締めて部屋に戻った。

部屋中の戸締まりを確認して、あたしも寝室に戻った。

ベッドで携帯を弄りながら煙草を咥えてるチカ。
『…やっと来たか』って言われた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ