
Restart
第9章 平穏な日々を…
父「またずいぶんな荷物だな(笑)」
母「女は何かと必要なの!ねぇ♪?」
チエも中身の大半が自分のじゃないって分かってるだけに、苦笑いしてた。
久し振りに俺の部屋に泊まった
知恵「んー…チ、カ…駄目ぇ…」
「大丈夫だって、二階に誰も居ねぇんだから」
知恵「そう言う問題じゃないよ…」
「…何」
知恵「寝坊しちゃう…」
んな訳ねぇだろ。
いつも俺の為に早起きしてるんだから。
とは言え。
やっぱりチエにしてみたら声を我慢しなきゃならないセックスが落ち着かないんだろう。
だから、キスだけで我慢してチエを抱き締め眠った。
早朝。
隣にチエは居ない。
既に、メイクを始めてた。
「……早ぇな」
知恵「あ、おはよう♪」
ベッドの中からチエを眺めてる。
海外が楽しみなのか…
出掛ける事自体が楽しみなのか…
どっちにしても背中が楽しそう。
バックから服を出し、どっちがいいかと悩んでる。
知恵「んー…ねぇ…どっちがいい?」
「右」
即答すれば嬉しそうに着替え始めた。
『チカもそろそろ準備して?』って言いながら、何の迷いもなくスウェットを脱ぎ全身下着姿。
ベッドから起き上がり、チエを抱き締める。
知恵「ちょっ、チカ?」
「…誘ってんのか(笑)?」
知恵「もぉ!本当に遅れちゃうってば!」
「ははは(笑)…冗談(笑)」
キスをして、ちょっとだけ胸を揉んだ。
抱き付いたチエがキスをお返ししてきて『…向こうで暇があれば、ね♪?』って笑う。
「忘れんなよ?その言葉(笑)」
知恵「フフ♪あたしだって…本当はチカと同じなんだよ(笑)?」
「…」
知恵「いつだってこうしてたいんだから♪……うわぁっ!ちょっとチカっ!」
「……ちょっとくらい遅れても大丈夫だろ?」
ベッドに押し倒しそう笑えば、『チカァ!チエちゃん!起きてるのぉ?』と、お袋の声。
二人で声を上げて笑った。
空港まで親父の車で向かった。
車中はひたすらにお袋が喋り倒し、チエがその相手してくれてる。
昔は姉貴が居たから良かったけど、海外に行ってからはずっと親父がその相手してたから、ハンドルを握る親父が苦笑いしながらもどこかかホッとした様子だった。
空港に着いて、チエは初めての事だから緊張してる。
ずっと子供の様に、はぐれない様に俺の手を握り締めてるから、ちょっと笑ってしまう。

作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える