
Restart
第9章 平穏な日々を…
「チエ。…何度も言ってるだろ。どんなお前でも、俺は変わんねぇ。…ずっと愛してる。……二人で、誓ったろ?」
胸元が濡れてくのが分かる。
それがこんなに嬉しいと思った事はない。
安心した。
ちゃんと泣けた事に。
「…チエを、愛してる。この先、何があっても。…例えば、チエが人殺しだろうと、強盗だろうと。…人間じゃないって言ったとしても。チエを愛し続けるから」
知恵「チ、カ……あたし、が…犬、でも(笑)?」
「フッ(笑)あぁ。愛してる。…まぁ…セックス出来ねぇのは、キツいけどな(笑)?」
涙でぐちゃぐちゃのチエ。
鼻水すら、愛おしい。
額を合わせ『やっぱ、チエはこうでなきゃ♪』って、キスをする。
知恵「チカ、は…変態、だね(笑)…泣いてる、あたしが、いいなんて、さ(笑)」
「…かもな(笑)…泣いてるチエも、啼いてるチエも。可愛いよ♪」
知恵「わぁっ!…ちょっ…」
「お前が"エッチしよ"っつったんだぞ?」
知恵「そ、そうだけ、ど…」
「…今更、やっぱやめるとか無しな?」
知恵「それは、言わない…けど…」
「…けど?」
知恵「優しく、して、ね?」
「あー…無理(笑)…気絶するまでヤる♪」
知恵「待ってよっ!だって仕事っ!」
「…残念(笑)…明日休みだ♪」
知恵「んぁ……チ、カ?」
「フフ(笑)…心配すんな。俺が今までお前を壊す様なセックスした事ねぇだろ?」
知恵「……チカ…ありがとう。…隅々まで…愛してね?」
『もちろん♪』ってキスをする。
手を繋ぎ、長い間キスを堪能して。
可愛いチエが、綺麗な笑みを浮かべながら、啼いた。
窓の外が明るくなってる事に気付いて、『…最後な?』ってキスをする。
知恵「チカが、好き…大好き、なの…愛してる…顔見ただけで…声だけでも…ううん、チカの事、思い出しただけで想いが溢れて、涙が出るの」
「俺も愛してる。頭ん中、チエでいっぱいだ♪」
チエの奥の奥に吐き出した。
綺麗に微笑んだチエが、目を閉じ眠る。
涙の跡を拭い、キスをした。
出会った頃より、想いが溢れて止まらない。
日を追う毎に、膨らむ想い。
チエも同じだって知って、幸せが込み上げた。
何があっても離さないから。
腕の中で眠るチエ。
毎日、こうして一緒に眠れる事に、誰にともなく感謝する。
「死んでもずっと、愛してる」

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