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第8章 新たな生活


俺の言い方にムッとするブライアン。

ライ「何処に居たって、ミナを愛する事は止められないっ」

興奮気味に言うから呆れて溜め息が出た。

「あのさ…姉貴がどう思ってっか知らねぇけど。恥じらう女だって居んだよ。皆が皆、何処でも平気な訳じゃねぇのっ」

ライ「…そう、なの?」

「…ハァ…見ろ。チエが真っ赤だろうが」

ライ「…ごめん。……じゃあ、チカは平気?」

「何が」

ライ「愛する人と同じベッドに入って、何もしないで眠るなんて…チカは平気なの?」

「平気な訳ねぇだろ。我慢してるよ。……恥ずかしがってんのに無理矢理ヤって何がいいんだよ。俺にはそっちの方が信じらんねぇよ」

ライ「…」

「セックスなんて、お互いに愛し合うもんだろ?恥ずかしがって嫌がってんのに無理矢理セックスしたって女が幸せな訳ねぇ」

ライ「…ハァ…チカ。アナタは本当に男前だ♪」

何だかよく分かんねぇけど、ブライアンはえらく感動してた。
思いっきりハグされる俺。
チエが服の裾を引っ張ってるから、ブライアンを引き剥がしチエの頭を撫でて部屋に戻った。

抱き締めて目を閉じたけど…

アイツには欲望を止められなかったらしい。


結局、寝ても居られず…
リビングに下りてソファに並んで座ると、二人でデカい欠伸が出た。

母「おはよう♪…ずいぶん早く起きたのね(笑)?ゆっくり寝てて良かったのに…」

知恵「…おはようございます」

「…おはよ」

母「何?寝不足(笑)?」

「…あぁ。……アイツらの所為でな」

母「あらあら(笑)…可哀相に(笑)」

俺の肩に頭を乗せたチエがウトウトし始める。
『親父は?』ってお袋に聞きながら、チエの頭を腿に乗せた。

母「フフ(笑)…まだ寝てる。それこそ、眠れなかったみたいよ?」

「…複雑な心境…か(笑)」

母「まぁ仕方ないわ(笑)…息子が結婚するのとはまた違うから(笑)」

「…そりゃそうか…姓も変わるしな?」

『フフ(笑)』と笑ったお袋は、親父と違って楽しそう。
母親はまた違う感情なんだと知った。
腿の上でスヤスヤと気持ち良さそうに寝るチエの頭を撫でた。

起きてきた二人を、睨んだ俺は間違ってないと思う。
姉貴が寝てるチエを見て物凄く申し訳なさそうな顔してた。

まぁ…
ブライアンの気持ちは分からなくもない。
チエがこんなに恥ずかしがる女じゃなきゃ俺も…

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