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第6章 約束の日


智翔「そう言えば、今日オヤジさんに『相変わらず仲良いな?』って言われたよ(笑)」

チカが笑って言うから、首を傾げながら『…何かしたっけ?』って聞いた。

智翔「昼飯食ってたらオヤジさんがカップ麺くれたんだ」

「へぇ…」

智翔「そん時、弁当覗かれたんだよ(笑)」

「…え///」

前にチカはいつも隅っこで食べてるって言ってた。
だからいつもお弁当に何かしらをハートにしておかずに入れてるんだけど…
今日は確か、ご飯に乗せた海苔…
ハートにしてた筈。

「でもさ、隅っこに小さいの、だったよね///?」

智翔「あぁ♪…俺いっつも最後まで残してっからな♪」

恥ずかしいです///
凄く…///

俯いたらチカは全然気にしてなくて、寧ろ本当は見せびらかしたいって思ってるらしかった。
だけど、もし万が一あたしにそれがバレたら絶対恥ずかしいって怒られてもうハートを入れてくれないから、一人で楽しんでるんだって言ってた。

何か、そこまで言われたら…
もうハートいっぱい入れたくなっちゃうよね♪

そんな、ここ最近ちょっとしたバカップルみたいなあたしたち。
あんまり普段出掛けたりしないから、家の中だけでの話だけど(笑)



結婚式まで後一週間。
何かと忙しい…と、言うか気忙しい毎日。

朝目を覚ましたら、チカがベッドに居なくて。
あたしは飛び起きた。
もう既に出掛ける寸前のチカ。

「ごめんっ!チカっ!寝坊しちゃったっ!」

智翔「ははは(笑)いいよ、寝てても(笑)」

「嫌だっ!"いってらっしゃい"しなきゃずっと一日寂しいもんっ!」

智翔「フフ(笑)そっか(笑)…じゃあ行ってきます♪」

頭を撫でてキスをしたチカが出掛けてしまった。

「…ゥゥ…お弁当……あ!そうだ!」

確か何処かに社長さんの名刺があった筈。
探し出して住所を確認したあたしは、急いでチカのお弁当を作り始める。

そして、スーパーに連絡を入れた。

「おはようございます、えっと…大井ですけど…今日お休みさせていただきたいんですけど、大丈夫でしょうか…」

店長『大井さん?…あー!チエちゃん?どうしたの?具合悪い?』

「あ、いえ…実は式場の方で急遽打ち合わせしたい事が出来たって連絡がありまして…」

店長『あぁそっかそっか。それは大事な用だね?いいよいいよ?…大丈夫だから』

何だか罪悪感があった。

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