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第6章 約束の日


その後、プロポーズしてくれた日が、実はあたしを初めて見掛けた日だったって、恥ずかしそうに教えてくれたチカ。
婚姻届を出しに行く日で悩んでたから。
それなら、と。

『あたしと付き合った日がいいな?』って言ったら、5月5日の子供の日だったらしい。

凄いよね(笑)
ハッキリ覚えてるんだって♪

二人で区役所に届けに行って『おめでとうございます♪』って言われて嬉しかった。

結婚式をどうするってお母さんたちに言われて、あたしは別にしなくていいって言ったんだけど、何だか凄く怒られちゃった。
しかも、チカはもちろんお父さんにも。
三人に怒られて、嬉しいって思ったら泣きそうになって。
怒った事を何度も謝ってくれて、そうじゃないって、泣きながら笑った。

だから今は休みに結婚式場に通うのが常。

チカが結婚式は絶対にあたしの誕生日って譲らなかった。
あたしはチカの誕生日がいいって言ってるのにそこは全然聞いてくれなくて、ちょっとだけ喧嘩した。

だけど、真剣な顔して。

智翔『俺が絶対忘れない日がいいから。…ごめんな?俺よりチエの誕生日の方が絶対忘れないから』

そう言ってた。

ドレスとかチカのタキシードとか。

「……どう///?」

智翔「…」

「…変///?」

スタッフ「素敵ですよ♪とっても♪」

「…チ、カ///?」

智翔「…やべぇ///…マジで…綺麗」

「…///」

智翔「このまま連れて帰りてぇ♪」

「…ちょっ///!チカっ///!待ってってば///!」

初めてドレスを着てみたら、チカが腕を掴んで連れ出そうとしてて、何とか阻止したあたし。
スタッフさんたちが爆笑してて、死ぬほど恥ずかしかった。

結局どれを着てもチカは可愛いとか綺麗ってばっかり言うから全然決まらなくて。

「…ねぇ…チカが決めたいって言ったんだよ?…どれか決めてよ…」

智翔「…マジで全部いい♪」

「もぉ…」

智翔「ははは(笑)ごめんごめん(笑)…じゃあ、一番最初の♪衝撃だったから♪」

「…これ?」

智翔「あぁ♪」

真っ白いドレスがやっと決まった。
これだけで一週間も掛かっちゃった(笑)

チカのタキシードが決まったのなんかものの10分。
初めは着なくていいとか言うから、ちょっと怒って。

「あたしと並ぶんだよ?…ちゃんと選んでよ…」

何だかちょっと寂しくなった。

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