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ドSメイドは基本普通の子

第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?


「え!?――――大平が…事故?」



次の日――――…バイトに来てみると…キッチンで準備をしているはずの大平さんがおらず…


昨日の帰り道に事故にあったと聞かされた!


「ええ――――昨日の帰り道…

地下鉄のホームから…線路に飛び出してしまったらしく――――…しかも、ちょうど電車がホームに、入ってきてて――――…」


私は思わず口を押さえた!


まさか――――…引かれた?



「いえ――――…落ちた瞬間に…上手に受け身を取って――――…線路の反対方向のホーム側に転がって…接触事故を回避したそうです。
でも、落ちた瞬間に足を挫いたらしく…捻挫…したみたいで!今日は大事を取って…お休みです!

キッチンのほうは――――…“クラブ”のキッチンから1人…来てもらえることになったので…大丈夫ですが…」



店長は少し考え込み――――…私を見た。



「大平さんが…言っていたのですが…

ホームで、誰かに押された――――と、言っているんです…

…二人目の通り魔の件に似てませんか?」



――――え?言われてみれば…でも、場所が…二つの事件現場と離れている気が…



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