
ドSメイドは基本普通の子
第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?
「あ――――っ、お茶…」
今回もお茶に誘うが、大平さんは困った顔をして…
「店長に――――…抜け駆けするなよ…って、言われてんだよ…だから、お茶はまたの機会に…誘ってくれてサンキューな…」
「――――は…はあ?…ありがとうございます」
私は名残惜しそうな大平さんを見送ると…部屋に入った。
春もだいぶ…夏よりになってきたと言うのに…今日はやけに寒くて…
私は早めにお風呂に入ることにした。
――――しかし、私が呑気にお風呂に入っていた時…
大平さんの身に――――…大変なことが起きていた…
