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ドSメイドは基本普通の子

第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?


小太郎君は大きい体をゆさゆさと揺らしながら私の事をチラチラと覗きながら笑う。


「相撲部…納得の体格だな……超食いそうだな」


「はい!食べるのも…稽古の内なので…」


「小太郎君とご飯を食べに行くところは“食べ放題”の場所じゃないとお金がいくらあっても足りません!すごく食べますからね!」



寛太君は困った顔をしながらも楽しそうに小太郎君を紹介してくれる。



「お前ら仲がいいんだな。しかし、その大食い連れてカフェとは…破産するつもりか?」


「いえいえ!僕が…甘いものが飲みたくてうろうろしていたら、三ノ輪先輩と大平さんがここに入って行くのが見えたので!」



――――およよ?着いてきたの?



「小太郎君にリアルマリア様を見せたかったし!」



――――だから…私…似てないよ?


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