
ドSメイドは基本普通の子
第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?
カフェでまったりしていると…
「///あっ!三ノ輪せ、先輩!?」
いきなり声をかけられ驚きながら振り替えると!
そこには手にいっぱい紙袋をぶら下げた寛太君と…ぽっちゃり――――を、通り越した大柄の男性と一緒に立っていた!
「おいおい――――…寛太…お前、見るからにオタク丸出しのスタイルだな?今日はなんかあったのか?」
「///きょ、今日は――――【ヴァン放】のフィギアが発売される日だったんです!放送が終わってからもマニアの間では伝説となった【ヴァン放】ですからね!
凄い人でした!買えて良かったぁ~!」
――――フィギア…?
寛太君は大平さんに嬉しそうに語っていたが、大平さんはなんだかめんどくさそうな顔をしていた。
