
ドSメイドは基本普通の子
第19章 バレンタインの甘い罠
限界なのか――――…美羽は早島に支えられなから体の熱さを訴える!
媚薬入りチョコを食べてから約1時間…
体も頭も支配されている状態に耐えられなくなっている!
熱を出さないと――――…とは、思うが…
そんなことをして大丈夫だろうか…と、半分脱がされた状態の美羽の姿に興奮が押さえられない早島だった!
「あ――――…あの…私…///チョコを…店長に――――」
「は?チョコ?」
ヨロヨロと体を起こす美羽に“チョコ”と聞きピンと来ない早島は「チョコ?」と間抜けな返事をしてしまう。
「…バレンタイン…だから…私も――――チョコを…」
少しふて腐れたのか…美羽は鞄をゴソゴソと探し手に取ったチョコの箱を早島に「ん!」と、ぶっきらぼうに突きつけた!
