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ドSメイドは基本普通の子

第19章 バレンタインの甘い罠


「///えっ――――…チョコって…私にチョコ!?え――――…それに…ここの高いやつじゃ!」



奮発したチョコに気がついてもらえたのが嬉しかったのか、美羽はヘヘヘと嬉しそうに笑った。



「///えっ!?感激です…いいんですか?こんな私が…美羽さんからチョコをもらって…」



「はい――――…いつもお世話になってますから……それに――――…」



「それに?――――…?」



早島は“それに”の続きが聞きたくて美羽を見つめた。



「――――それに…私も…食べてみたい…」




「――――へ?食べてみたい?って…貴方って人は…」



早島は受け取ったチョコを羨ましそうに見つめる美羽に緊張が解れた――――…




「フフフ…なら、一緒に食べましょ?」



早島はそう言うと――――…



チョコを1つ取り出すと自分の口に1つ放り投げた…



そして、カリッとチョコを口の中で二つに割ると…


その口を美羽の唇に重ねた!



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