
ドSメイドは基本普通の子
第19章 バレンタインの甘い罠
「和歌子さん…止めてって言われても――――…止めれませんよ?」
美羽の目は潤んでいたが早島の問いには答えなかった。
「///ハァハァ…ハァハァ…あ…」
瞼が重いのが…美羽の目はトロンとしていた。
「靴とていた!コート脱ぎましょう?ここもうお部屋ですから…」
「――――はい」
言われたことに素直に返事をする美羽に、優しく触れただけだったが…美羽は「///あっ…あっん」と、艶かしい声を出す。
――――和歌子さん…///ヤバい…
靴を脱がせると…裸足の美羽がくすぐったそうに足を伸ばした。
白く長い真っ直ぐな足は傷1つもない。
「///綺麗な足ですね――――…皆さんがこの足に踏まれたいと思うのは…必然なのかもしれませんね」
「――――あっ…///そうですか?田舎では…車で移動が当たり前ですし…私は運動も苦手だったので――――…不健康そうな足だと家族には言われていましたよ?」
早島はスラリとした美羽の足を綺麗な指でなぞると…「贅沢な足だ」と褒めた。
「あっ///店長……それ…ゾクゾクする…」
