
ドSメイドは基本普通の子
第19章 バレンタインの甘い罠
「///ありがとう…ございます…」
「///仲のいいこって――――…では、出しますよ?吐きそうになったら言ってくださいね!」
タクシーの運転手さんはバックミラーごしに私を何度も見ていたが、店長が睨み付けていた。
その度に…変な気持ちでドキドキがどんどん膨らむんで行く!
しかも――――タクシーが揺れる度に服が体に擦れ変な感覚に襲われる!?
「///んっ――――ハァ…ハァ…」
「///美羽さん…もう少しですから…我慢できますか?」
――――は?我慢?
私はボンヤリする頭の中で“我慢”と言う言葉だけを何度もリフレインさせた。
