
ドSメイドは基本普通の子
第19章 バレンタインの甘い罠
――――我慢…我慢…我慢…
「///何を――――…我慢すれば…」
「大丈夫…美羽さん…大丈夫ですから」
――――我慢…我慢…我慢…我慢…我慢…
私は“我慢”を繰り返し心の中で呟きタクシーがアパートに着くまで声を殺して我慢した!
「さぁ、着きましたよ――――鍵は…コートの中ですか?すみません!お借りしますよ?」
アパートに着くと私は店長の肩を借りてやっとの思いで部屋に帰ってこれた!
「///美羽さん――――大丈夫ですか?ほら、靴を脱いで――――」
「///無理…もう――――無理です…我慢…出来ない…」
「///え――――…///美羽さん!?」
