
ドSメイドは基本普通の子
第3章 何故か…ファンが!?
『あっ!美羽さん!よかったぁ~!あの、あの~…お店に来れますか?実は――――…
美羽さんのファンがここ数日押し掛けてきて…会いたいと…土下座までするんです…』
は?ファン?土下座?!
「え――――…え~…意味が分からないんですけど…」
すると、後ろから『代わって!』と、言う声がすると電話はまた欄さんに渡った
『実は次の日から…美羽ちゃんを気に入ったファンが詰め寄せてさぁ~…“1日体験だった”って事を伝えても会いたいって…それが、周りのお客様にも伝染して――――…どっかで拡散した美羽ちゃんの写真を見たって人も増えて…
収拾がつかなくなって――――…』
「え――――…どんなことになってるんですか?!」
『すみません、すみません…なんか…美羽さんのファンが…盛り上がってて――――…手伝って頂けないでしょうか?』
いてもたってもいられなかってのか、早島店長が電話口で助っ人に来てくれと情けない声を出している!
