
ドSメイドは基本普通の子
第3章 何故か…ファンが!?
私は一瞬戸惑った…
ぶっちゃけ…あの報酬はありがたかった!
まだまだネイルの資材にはお金がかかる…
お金は1円でも欲しい――――…
だが、お客様を罵倒したり見下したり…睨んだり――――…私に出来るだろうか…この前は随分助けて頂いてやりとげれた様なもの…
『すみません、今日1日いいので!お願いします!』
「私――――…下手くそですよ?」
『いえ!大丈夫です!美羽さんは素質があります!私、分かるんです!』
どういう素質だよ――――!
私は悩んだが…
財布の中身を思いだし――――…ため息をついた
「わ、分かりました…今から向かいます…足を引っ張ると思いますが…よろしくお願いいたします」
私は、アパートとは反対側へと体を向けた
