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痴漢電車

第17章 番外編 町田百合



尚輝「職員室に届けるか…」


手帳の中身を確認した事を後悔しながら
手帳を職員室に届ける事に
だけど偶然…


尚輝「…!?」


手帳に書かれていたある名前に気づいた
単に同じ名前なだけかもしれない
だけど名字も一緒なんて
そんな偶然…


尚輝「…百合…町田百合…」


同姓同名、全く別人である可能性は低く
中に書かれていた情報を見る限り
彼女は尚輝の姉、百合で
間違いなかった


尚輝「…」

女子「あっ、その手帳」

尚輝「何、これ誰のか知ってるの?」

女子「月島先生の手帳だよ」

尚輝「月島先生の!?」

女子「月島先生が使ってるの見たし今朝
落としたって言ってたから間違いないと
思う」

尚輝「そっか…」

女子「私が渡しておこうか?」

尚輝「ありがとう、でも次、古文だから
俺から渡しとくよ」

女子「わかった、じゃあお願いね」

尚輝「…」


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