
幼なじみとの秘密の関係
第2章 分からないならもう1度 〜奈月side〜
「まー、放課後なら一緒に帰れるんじゃねーの?」
「蓮も適当だなぁ…」
と、ため息をもらす。
蓮は、俺と奏真の共通の友人で、とってもいいやつなのだ
「ほら、放課後は、しっかり見張っとけー、ww」
笑いごとじゃあないよ…全く…
もう一回ため息をつくと、
ちょうどチャイムがなって、みんながあいさつをしていた
よし!ちゃんす!!!
奏真の席の前へダッシュで向かう
すると、奏真は俺に気づくと、
バツが悪そうに目を背けた
イラ…
「おい奏真!!昨日のことで話あるんだけど?」
「…わるかった」
じゃなくて!!
「ーーっ!!ここじゃ話にくいからうち来い!」
「はっ?え、ちょ奈月!?」
俺は奏真をぐいぐい引っ張ってうちまで連れて帰った
