
学園アリス
第3章 ヤキモチ
実は・・・地味に気にしていた先輩の言葉。
ーーー『私の方が満足させる自信だってある。・・・私、上手いよ?』
うちはいつも棗にしてもらってばっかで、全然エッチも上手くない。
棗を満足させてる自信もない。
だから・・・棗のこと、満足させたいねん。
「うち、してもらってばっかやから・・・
こんなんするの初めてやしっ、
下手かもしれんけど・・・っ!」
棗のこと気持ちよくさせてあげたいんや・・・
「どうされたら気持ちええんか、教えて?」
恥ずかしさで涙目になった顔で、お願いした。
「ーー・・・まじエロい、反則だろ」
うちから目をそらす棗。
その顔がほんのり赤くなっとるんは・・・うちの気のせいやろか。
