
学園アリス
第3章 ヤキモチ
「あっ・・・ん、やぁっ」
ービクビクッ
頭が真っ白になって、軽く達した。
「敏感すぎ」
フッと笑われる。
恥ずかしくて顔が赤くなった。
「うちも・・・っ、棗のこと気持ちよくさせたいっ」
「え、お前何言って・・・」
ドサッ
うちは起き上がって、棗を押し倒した。
棗がうちの下になる。
驚いたように目を見開く棗。
薄く開かれた唇に、自分の唇を重ねた。
「んっ!?」
隙間からスルリと舌を滑り込ませて、いつも棗にされるように舌を絡ませてみた。
「・・・はぁ・・・ん、」
棗から漏れる吐息に欲情する。
「はあっ・・・ん、棗・・・きもちぃ?」
薄目で棗の様子を伺った。
「・・・っ、やばいっ」
上擦った声が、ちゃんと感じている証拠に思えて嬉しくなった。
