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「蜜柑」


棗が優しくうちの名前を呼ぶ。


「嫌になったらすぐ言え。我慢はするな」


強い口調のわりに優しい声音。

ぶっきらぼうで不器用やけど･･･いつもうちを一番に想ってくれる。

棗の優しさに、恐怖心が消えていった。


「うん、大丈夫。棗とやから･･･」



「･･･ん、挿れるぞ」


棗は濡れそぼったうちの秘部に自分のものを擦り付け、蜜を絡める。


「んんっ･･･ぁ、」


ヌルヌルとした動きが気持ちいい。



「あっ･･･んんっ･･･、〜っ！」

ーヌプ･･･

数回擦りつけたあと、グッと力を込め腰を沈めた棗。

蜜部に棗の先端が入ってきた。



「いっ･･･たぁ･･･」

あまりの痛さに表情<カオ>を歪める。

無意識に体に力が入る。