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学園アリス

第1章 初めて




「あっ・・・棗、うち・・・また、」


ジワジワと駆け上がる快感。

それは今にも弾けそうなほど膨れ上がってうちを襲う。


「あぁ、いいよ」

そんなうちの状態を分かっているかのように言う棗。

胸から顔を離し、うちの顔を見つめる。


「んんっ・・・はぁっ、あっ・・・」

指の動きを速め、うちを追い詰める。


「なつ、めっ・・・なつめっ・・・あっ、んんっ・・・あぁっ・・・・・・っ!!!!」


ービクビクッビクッ


棗に見つめられながら、うちは大きな快感に引きずり込まれた。


「はっ、はぁっ・・・は・・・っ」

肩を大きく上下させ、必死に酸素を取り込む。




「蜜柑・・・もう、いいか?」


棗がそっと口を開いた。


いいかって・・・そういうこと、やんな・・・?

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