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学園アリス

第6章 誕生日




優しく重なった唇。


お互いの体温が溶け合っていく。



次第に舌を絡める大人のキスになり、勝手に声が漏れる。



「んっ…ゃ、あっ!?」


棗の手が胸を揉み始めた。



あかん!!このままだと流されてしまう!!

ここで流されたらきっと、1日ベッドコースになってしまうのは今までで経験済み。


そうなってしまってはせっかく予定していたことがパアになってしまう。



「んっ……棗!」


棗の胸を押して、距離を取った。



「んだよ」


自分の行動を遮られ、少し不機嫌になった棗。



そんな棗を置いて、うちは用意していたものを手にしたあと、再び棗に駆け寄った。


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