
学園アリス
第6章 誕生日
「〜〜〜っ!!!////」
心臓、もたへんっ!///
その場にズルズルとしゃがみ込んで悶えた。
ーーーーーー……
ーーーー……
ーー……
それから、2日後。
11月27日、日曜日
吸って吐いて〜を繰り返し、よしっと気合いを入れて大きな扉をノックした。
ーコンコンっ
ノックをすると、すぐに開いた扉。
「棗っ、誕生日おめでとう!!!」
ーパンッ!パンッ!
同時にクラッカーを鳴らした。
案の定びっくりして固まっている棗。
そう、今日は棗の誕生日。
「……さんきゅ」
驚いた顔をしながらも、棗は少し笑って中に入れてくれた。
