テキストサイズ

もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

リハが終わってようやくホテルに到着。今日は翔ちゃんと大野さんとの3人部屋。

部屋に入ると大野さんがなんか不思議そうな顔してる。朝、部屋割りの聞いてたんじゃないの?

大野さんがエキストラベッドに荷物を置いて着替え出した。
あっという間に着替え終わってる。

翔「ベッドじゃんけん、しよう」
智「俺、ここでいいよ」
ニノ「いや、じゃんけんしようよ」

智「ニノは腰が悪いし、翔くんは寝相悪いから二人はそっち」

速攻で翔ちゃんがツッコミいれる
翔「そんな悪くないわ!」
ニノ「俺も今は痛くなし」

智「じゃあ、次の時に交代してね~、なんでトリプル?」
口を尖らせ聞いてくる。いくつだよ…可愛すぎる
やっぱり朝の話聞いてないわ。この人の気にするところはそんなところじゃないだろうな…

翔「夏休み期間で部屋確保出来なかったみたいだよ。札幌はスタッフもみんなトリプルみたいだよ」

智「ねえ、俺らは夏休みないの?」
ニノ「俺らは夏休みが繁忙期、かき入れ時」
翔「そんなもん、ご用意されてませんよ~」

翔ちゃんはそう言ってルームサービスのメニューを持って、俺らのオーダーを取りまとめてくれた。
ルームサービスが届くまで順番にシャワーをする。

シャワーじゃんけんをして、翔ちゃんから俺、大野さんの順番に入ることに。翔ちゃんがシャワーを浴びにバスルームへ。部屋に二人残された。

部屋の中にいはシャワーの音が響いている

ニノ「今日、朝の説明聞いてなかったの?」
智「朝、聞いてたと思うけど午前中の撮影とリハで忘れてた」
ニノ「部屋に入る時、すごい不思議そうな顔してたけど、何思ったの?」
智「ニノと二人だと思ってたのに違ったから…」

翔ちゃんごめんね、邪魔みたいに言って…
でも今日は二人になりたかったかも…

ニノ「撮影の続きしたかった?」
智「うん」

ベッドで携帯を触っていた大野さんが突然、
立ち上がり俺のベッドに淵に座って、俺の上に被さってくる。
唇を当ててくる…柔らかい唇…
ってそんなこと思ってる場合じゃない、大野さんの体を押しのける

ニノ「ちょっと!翔ちゃんいるから」
智「言ったのそっちだろ。誘ったじゃん。だからちょっとだけ…」

冗談だろ、こんなの見られたら翔ちゃんにドン引きされるわ!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ