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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

大野side

雑誌の取材も終わり、みんなで北海道へ移動。車内でさっきの取材の話で俺は翔くんに怒られてる。何をどこまで話していいのか、判別できないよ。
だから俺に恋愛観なんて話さちゃだめなんだって…

「はあ」とため息をついているとニノが、あなたらしい言葉だけど、リアリティがあり過ぎて生々し過ぎだよって言われてしまう。

もう、何が正解なんだよもう…
凹んでいるように見えたのかな、相葉ちゃんが声をかけてくれた。

相「ねぇ、終わったことじゃん。もうすぐ北海道だよ。コンサートに集中しよう。終わったらみんなでお寿司食べに行こう」

潤「おい、グルメツアーになってってるぞ!」

相「コンサート頑張るよ!ねえ、リーダー?」

相葉ちゃんが声をかけてくれたことで、全員が気持ちの切り替えが出来た。いつも通りの雰囲気のまま、飛行機へ乗り換えて北海道へ。

北海道に着いたら、そのままコンサート会場へ連行されていく。そのままリハーサルがスタート。
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松潤、スタッフさん
ねえ、先週コンサートやったよね?そんなに確認がいるの?

みんな、肩で息をしながら床に倒れ込む。

ニノ「なあ、一週間前にコンサートやったよね?あれまぼろしだった?」
翔「やったやったやった」
相「よく動いたね…」

倒れ込んだ俺らの近くで、松潤とスタッフが打ち合わせしている。天井を見上げると照明のチェックをしてるのか、様々な色に変化してる。くるくると目まぐるしく変わる色がとても綺麗だ。

セットの真ん中、隣にはニノが同じように寝転んでる。

智「綺麗だね」
ニノ「なにが?」
智「照明」
ニノ「こんなゆっくり見れるのはリハだけだもんな」

しばらく天井を眺めていたら…
潤「はい、終わり。俺はちょっとだけ打ち合わせして帰るからみんな先に戻ってていいよ。お疲れ~」

相「は~い、じゃあまた後でね。お先」
ニノ「お疲れ様~」
翔「風呂入りたい!」

そう言って楽屋に戻り荷物を持ってホテルへ移動。ホテルに戻ると21時を過ぎていた。

翔くん、相葉ちゃん、ニノとみんなでカギをもらい部屋に入る。

あれ?今日は翔くんとニノと3人?
翔「風呂じゃんけんしよう!あっ、その前にごはん決めないと!」

ニノと二人じゃないのか…
何も出来ないじゃん…

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