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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

大野side

5人での撮影も終わり、あとはインタビューを残すだけ。
衣装から私服に着替えて、会議室に移動。
そこには雑誌社の記者が待っていて、色々な質問をされていく。

今日のテーマが「恋愛観」だって、一人でインタビュー受けた時も理想のデートについてだった。

理想っていても俺らができることなんて、外に出るなんて無理なのに(笑)実際は家でしか会えないのにな。

記者「さっき、一人一人に理想のデートについて質問させていただいたのですが、みんな、バラバラで面白かったんですよ」

翔「そうなんだ」

記者「大野さんが海、櫻井さんが映画、二宮さんが散歩、相葉さんが野球観戦、松本さんが食事と…」

相「散歩って公園?彼女にお弁当作ってきてもらうも込み?」

ニノ「こんな細かく決めてないわ」

翔「彼女のお弁当作ってきてもらうとかいいね!」

記者「やっぱり彼女にご飯作ってもらいたいですか??」

翔「できないよりできたらいいなぐらいかな…」

ニノ「そうだね、できなくても一生懸命に作ってるところのほうが可愛いじゃない?」

潤「そうだね、いきなり煮魚作れたらちょっとびっくりするかも(笑)」

記者「大野さんはどうですか?」

智「どっちでいいかな…、好きな人が作ってくれたらなんでも美味しいじゃないかな」

翔「智くん、その答えズルい(笑)」

潤「まあ、好きな人だったら、そうなっちゃうだろうね」

相「作ってもらうならクリーム系の料理がいい」

翔「お前、話の趣旨が変わってるだろう」

記者「いいですよ。では話を戻してもらえたので質問しますね、好きなタイプなんかはいつも質問されてると思うので、デートでしたいことってありますか?何回目のデートでキスしようと思いますか?」

はあ、何回目?そんなのルールあるの?
したい時にしちゃだめなの?

ニノ「何回目とかってマニュアルみたい(笑)」

翔「う…ん、相手次第でも違うじゃないの?」

潤「だいだい3回目ぐらい??そのへんなのかな…」

相「覚えてない…」

潤「覚えてないって、お前!」

記者「いいですよ、そのあたりは載せないから(笑)」

女の子はそんな話すんのかな…、好きなだけじゃダメなのかな。ニノを見ると涼しい顔してる。俺と目が合うとニコって微笑んでくれた。

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