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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

大野さんとの写真チェックをしてみたけど…
これはヤバいな…二人の世界じゃん。
俺が意識し過ぎなのか?でもそこには好きが溢れている…

さすがにこれは使われないよな。
たぶん、マネージャーもチェックするし、それで注意されほうがヤバいかもな…
撮った写真を今更、消せないし…

次に相葉さんと翔ちゃんが入れ替わりで撮影に入った。とりあえず楽屋に戻るフリして、あの人の手を取り外へと連れだした。

智「ええ??何?」
何じゃないよ、絶対にあの写真見られたらヤバいじゃん。
人がいないことを確認して…

ニノ「何じゃないよ、カメラの前!」
智「…そうかもしれないけど、今更どうしようもないよ」
ニノ「まあ、選ばれることはないだろうけど…バレないよな?」
智「さすがに俺らがとは思わないよ…、大丈夫だよ」

まあ、ここが付き合ってるなんてだれも思わないだろうけど、
でもメンバーは??マネージャーは…
外部じゃないから大丈夫とは限らない。

ニノ「ねえ、俺は…バレて終わりになんかしたくないからさ…」
智「わかった、仕事は仕事として演技する…」
ニノ「そうだね」

どうやらスタッフが俺らを探しにきているみたい。呼び声が聞こえる…

智「戻ろうっか…なあ、こんど二人で写真撮ろう!あの写真みたいなの撮ろう。すごい可愛くなかった?」

ニノ「え…ヤダよ」

スタジオへ向かって歩きながら…

二人で今更?撮影でもないのに?
この人、すごいニコニコしながら、目キラキラさせながら言ってる…なんで?いつも一緒にいるじゃん。

智「え~、いいじゃん。じゃあ、勝手に撮るもん」
ニノ「やめろや!」

歩いているとスタッフに発見されてスタジオに戻る。最後に5人のショットを撮影がまた始まる。

翔「さっき、ニノと智くんの写真が可愛かったって、俺らも同じことやれって言われたぞ!」

えっ!ほっぺにキス?
翔ちゃんがちょっと口を尖らせてる。呆れてるや…

智「チューしたの?」
翔「しないわ!拒否した!あなた達は何してんの!」

みんなで並びながら、ポーズ決めながら…

智「すればいいのに」
涼しく顔してそんなこと言うなよ。

ニノ「俺は被害者ね」

それを聞いた大野さんが何て!って顔するからスタジオが爆笑に包まれた。
何とか回避できたよな…
マジ、気をつけよう。

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