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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

大野side

一週間ぶりにみんなとの仕事。
明日から東北・北海道のライブ。今日は雑誌の撮影、その後移動。あっ、リハーサルもか…

大きな荷物を持って楽屋に入るとみんな笑ってる??
何?俺?

翔ちゃんがマネージャーからの指示を俺と松潤に説明してくれる。何で笑ってたのかも教えてくれた。
メイクが終わり、衣装に着替えて打ち合わせが終わると順番に撮影していく。

細かいところまでは聞いてないけど、スタッフに支持されながら撮影が進んでいく。
一人づつのショットを取り、ペアで写真を撮り、全員で最後に取るらしい。

あっ、次ニノとだ。二人で写真か…、いいな。
ニノが不安そうな顔で俺の顔を見てる。

カメラマンからポーズの指示される。
体をくっつけて、顔を寄せて言われる…
ちょっと嬉しくなってほっぺにキスしてやった。
だってかわいんだもん。

ニノ「おまえ!!」
ほら、怒ってもかわいいんだよな。やっぱり
俺らってここまでやっても大丈夫なんだって。

スタッフも笑ってる。
カメラマン「いいね~」

ニノ「もう」
怒りながらも逆にやり返してやった。
さらにスタッフも笑ってる。
可愛いショットでもいいと言われたから、
抱きしめてしまった、ニノも俺の体にしがみつてくる。

カメラマン「あっ、もういいよ、次クールなカットで」

ニノ・智「「あっ…はい」」
その後、クールな写真も撮り終えてチェックをする。

PC前でチェックをする
編集部のスタッフ「この写真は可愛いですね」
キスの写真はタイミングよく撮れてみたいで、みんな、また笑ってる。

ただ、最後の抱きしめ合ってる写真を見て、スタッフが無言になった。
編集部のスタッフ「見てるほうが照れちゃうね…なんだろう…」

俺もその写真を見てちょっとびっくりした。
なんだろう。思わずカメラの前っていうのを忘れて、普段通りに抱きしめてしまった。
俺ってこんな顔してんの?
それ言えばニノもだけど…

最後にマネージャーもチェックするし、
この写真はたぶん選ばれることはないだろう。
やり過ぎたかな…
ニノの表情もマズイって顔してる。俺と目が合うと
お前は…って顔だ、怒ってる…

翔ちゃんと相葉ちゃんと交代をして、ニノと二人で楽屋に戻る。ヤバい…怒られる。





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