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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

翔「ニノ、おはよう~、さっきチーフマネージャーと駐車場で合った。
なんかあったの??」

ほら、やっぱり聞いてくるよね。みんなのスケジュールから仕事内容を
しっかり把握したいから聞いてくるよね。

ニノ「仕事の話で来てた」
翔「そうなんだ、でなんの仕事?」
ニノ「映画、オーディション受けろって」
翔「誰の作品?監督は?」
ニノ「クリントイーストウッド??監督の作品、ハリウッド」

翔ちゃんの手が止まった。すごいびっくりしてる。
翔「どっきり??」

やっぱりそう思うよね、俺も契約書見るまで信じなかったもん。
てかクリントイーストウッドって誰だ??

ニノ「ほんとだよ、さっきオーディション受ける契約書サインしたもん」
翔「すごいな~マジか~」
ニノ「受かったらすごいけど、落ちるから…」
翔「そんなのわかんないじゃん」
ニノ「翔ちゃん、クリントイーストウッドって誰??」

その後、翔ちゃんからこっぴどく怒られた。
マネージャーからもわからないまま承諾しないように注意され、後から資料をもらうことになった。

その後、相葉ちゃんや松潤、最後に大野さんが順番に来て、映画の話で盛り上がっている。
そんなに盛り上がってもまだ受かってないから…

相「お土産楽しみ~」
いやいや、まだだって…

潤「すごいな、俺も受けたいよ。なんでニノだけ??」
マネ「社長がニノ指名なんですよ、それに受かったら坊主が条件なんで…」

みんな「「「「え!!」」」」
自然と全員、声が揃うところは嵐だな

潤「坊主か…ならいいや…」
相「坊主か…」
智「ニノは前に坊主してたよね?」

ニノ「事務所入ってすぐかな、15ぐらいだからな…。さすがにこの年で坊主はちょっとな…。みんな、受かったらだから」

マネ「みんなさん、これまだオフレコなんで外には漏れないようにお願いしますね」

翔「そうなの??」
ニノ「オーディション受けるだけだよ。まあ、受からないよ」

智「まだオーディションも受けてない、受かったらお祝いしようね」
俺の気持ちを察してくれて、みんなを諭してくれた。
ようやくその話が終わった。

智「でも受けるだけでもすごいことなんだから」
そう言って大野さんが俺の肩を叩いて、メイクしに向かっていた。

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