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もしも願い 一つだけ叶うなら

第2章 進展

二宮side

東京駅に着く前にマネージャーから翌日のスケジュールが伝えられる。
もうすぐ駅に着くのに大野さんは携帯を触ってるや…

今日は移動だけ。この後は休み。嬉しいんだけど
でもこの荷物だからどこにも遊びにはいけない。

疲れもあるからこのまま帰ることにした。
俺と相葉ちゃんは同じ沿線だからと、一緒に帰ることに
した。

東京駅でみんなで別れたけど…
大野さんは自分の帰る方向じゃないほうに向かっていった。
あの人、ウソがつけないから申し訳なさそうな顔して明日って言ってくるし…
仕方がない、俺は今日はお留守番だな。

相葉さんと一緒に電車に乗り込む

相「大ちゃんは家、あっちじゃないよね?彼女のところに行くのかな?」
ニノ「知らない…」
相「彼女いいな~、俺らも早く彼女欲しいね~」
ニノ「そう?金かかるよ」
相「そうかもしれないけど、そんなもんよりもラブラブしたいじゃん」

相葉ちゃんは俺と大野さんがこんなことになってるとは知らないから、そんな話を振ってきてるだけだ。

相「ねえ、大ちゃんって彼女の前と俺らの前とじゃ違うの?」
は?なんでそんなこと聞いてくるんだよ。
相葉さんは残酷なこと聞いてくるな…

ニノ「大野さんに直接聞きなよ」
相「両方知ってるのニノだけじゃん、それに大ちゃんに聞いたら
怒るんだもん」

大野さんは女の話をベラベラ話すの好きじゃないもん。
でも本当は好きな人の前では男前なんだよな…あの人…
俺だけだな知ってるの…

相「ニノ、難しい顔してるけど…」
あっ、相葉さんと一緒だった…

ニノ「そのうち彼女に会えるんじゃない。それか大野さんに頼めば?」

相「聞いてみよっと♪」

俺はもう彼女に会えないや…。二人して彼女裏切ってんだもん。
でも俺も大野さんを譲れないよ…はあ、明るくない未来だな…

相「ねえ、ニノ、ここで降りなくていいの?」

あっ…
ニノ「ヤバい、じゃあ明日ね」
相「明日ね~」

力いっぱい電車の中から手を振ってくれる相葉さん。
本当にいい人だな…ってか目立つんだよ!!
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相葉さんと別れた後、大きなカバン持って家に帰ってくる。
家に着くと15時過ぎていた。中途半端な時間…

とりあえず、洗濯して部屋でテレビを見てるとそのまま寝てしまった。
目が覚めると朝だった。

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